こんばんは、札幌留学ステーションのTakeshiです北海道では至る所で紅葉が見られるようになりましたね〜お気付きでしたか?
今日は『気付く』という単語を解説していきますよ〜♪実は英語では3つの『気付く』という単語があり、それぞれ使い分けが必要なのです
例えば、こんな3つの文章があります。
・「髪切った?」「そうなの!気付いてくれてありがとう」
・「バスに財布を忘れた事に気付いた」
・(30年ぶりに会った人が変わりすぎていて)「君だと気付かなかったよ!」
どれも「気付く」という単語が使われていて、留学中によく耳にするようなシチュエーションです
この3つの文章を英語に訳すと際に notice / realise / recognise がちゃんと使い分けられますか?実は上の3つの文章、上から順に “notice” “realise” “recognise” が使われるんです
では、何が一体どう違うのでしょうか?使い方を一つずつ見てみましょう。
notice
3つの中で一番分かりやすいのが “notice” ではないかと思います。
英語の貼り紙や標識・手紙などに “notice” と書かれているのを見たことがありますか?この”notice” は名詞で使われていて「通知、通達、告示」などと訳されるのですが、究極に簡単に言えば「お知らせ」みたいな意味です。「掲示板」は英語で “noticeboard” と呼ばれます。
そんなふうに目で見える形にした「お知らせ」には “notice” という名詞がよく使われるのを知っていれば、動詞の “notice” も理解しやすいと思います。動詞の “notice” は「気付く」と訳されますが、見たり・聞いたり・臭ったりという五感で感じて「気付く」場合に使われます。
上の3つの例では「髪切った?」「そうなの!気付いてくれてありがとう」は “Did you get a haircut?” “Yes! Thanks for noticing” となります。これは、目で見て気付いたことですよね。他にも「焦げ臭いことに気付いた」は嗅覚を使っているので “I noticed a burning smell” と表すことができます。
realise
“realise” の定義はオックスフォード新英英辞典では、“become fully aware of (something) as a fact; understand clearly.”ここに書いてあるとおり、ポイントは “become” と “understand” なんです。
“realise” が使われるのは、今まで気付いていなかった何かの事実に気付いたり、事の重要性を認識した時などの「気付く」です。五感は “notice” でしたが、頭で理解したことは “realise” なんです。なので、「バスにお財布を忘れた」という事実に気付いた文章は、”I realised I had left my wallet on the bus” となります。
“realise” は “I realised that something was wrong” というふうにもよく使われます。その状況など色んなことを頭の中で判断して「何かがおかしい」と気付く時ですね。今まで気付いていなかった問題などに気付いた時にも “He apologised when he realised his mistake” のように “realise” が使われます。
recognise
“recognise” はこの3つの中でも特徴があります。
以前に出会ったことがある何か・誰かに「気付く」ですね。「以前に出会ったことがある」がポイントですもっと簡単に言えば、「見覚え・聞き覚えがあって分かる」のような「知っているもので認識する」といったニュアンスなので、初めて出会う「気付き」には使われないんです。
同窓会を想像してみましょう
昔は知ってた人なのに見た目が変わっていて「君だと気付かなかったよ!」という場合は “I didn’t recognise you” と “recognise” が登場します。“I recognized her by her red hair” も分かりやすい例ですよね。彼女が赤い髪だと「知って」いて、赤い髪を見て彼女だと「認識」できたので “recognise” が使われます。
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